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Vol. 008   June 2016
Photo レポート




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1年の中で最も過ごしやすいケロウナの6月の風景をご紹介致します。今年の4月は記録的な熱さで、まるで 真夏のような天気が続いていましたが、その後は例年通りの爽やかな初夏を感じさせてくれるケロウナの気候です。
ワイナリーを巡る季節としても、6月がもっともおすすめのシーズンですが、今年もすでに多くの方々が日本からケロウナにお越し下さっております。そんな6 月16日に撮影したワイナリーの景色をご覧下さい。

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■ Mission Hill Estate Winery
まるで中世のお城か?教会か?あるいは修道院か?を思わせるほどの見事な建築で施されたこのワイナリーは、至る場所が撮影スポットです。これまでたくさん の写真を撮影してきましたが、今までまったく撮影した事がなかった角度からの1枚です。いつもなら、ここにも訪れたお客さんたちが溢れていますので、まる で静寂に包まれたかのように、誰もいないこの空間は吸い込まれるような不思議な感覚を覚えます。



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■ Quail's Gate Estate Winery
オカナガン地方には約200カ所のワイナリーがあります。ケロウナ地区には約30カ所のワイナリーがあり、それぞれのワイナリーが持つ独特の風景に心を奪 われてしまうのですが、このワイナリーも実に見事な景色で訪れた人々を感動させてくれます。
この写真は併設しているレストランの正面玄関付近です。何気なく置かれたワイン樽が、こうした空間にまるで溶け込むように違和感なく置かれています。何気 なく置かれているような、あるいは計算し尽くされたデザインなのか、いずれにしても見事な風景を作り上げています。



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■ Quail's Gate Estate Winery
そのレストランの野外テラス席の様子です。ケロウナの今の季節は、穏やかな日差しですが、先々週までは30度を超えるケロウナらしい乾いた熱さが続いてい ました。「暑さ」ではなく「熱さ」と表現しますと何となくイメージが伝わると思います。その後、いったん天候が崩れ、先週は2日ほど雨が降りました。する と、一気に気温が下がり、この日は快晴で気温が22度という1日でしたから、こうしたテラス席で食事とワインを楽しむには最高の1日でした。



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■ Quail's Gate Estate Winery
レストラン内部の席から、ブドウ畑とその向こうに広がるオカナガン湖を眺められる特等席からの景色です。これだけ見事に美しい景色が見渡せますと、運ばれ て来た料理の味すら忘れてしまうほど、とにかく窓の向こうに広がる景色に目が釘付けになってしまいます。
ここから見える写真を何枚も撮影しましたが、なかなか臨場感が伝わりませんね。最もまともな写真がこれなのですが、実際の風景と写真とでは大違いです。是 非、ここからの本物の景色をご覧頂きたいと思います。



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■ Summer Hill Pyramid Estate Winery
この日のワイナリーツアーは11名の団体様でした。ワインに精通された専門の方々でしたので、夕食もワイナリーに併設されたレストランで楽しんで頂くプラ ンにしました。ここからの景色もご覧のようにオカナガン湖を一望できるパノラマが広がっています。実は少々、難点があります。西日が強烈に差し込むため、 日よけカーテンを降ろさざるを得なくなります。ただ、幸運なことに、この日はそれほど西日がきつくなかったため、ちょうど良い心地で日本から来られた皆様 にお食事を楽しんで頂く事ができました。
やはり、ここでもお料理の味よりも美しい景色が強烈に印象に残ったようでした。



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■ Summer Hill Pyramid Estate Winery
このレストランでいただいたメインが、このステーキ肉でした。上品にカットされたミディアムレアの高級ビーフです。ワイナリーのレストランは、素材の良さ を追求し、ワインに合わせることを考えていますので、かなり高額な内容です。この一皿で日本円に換算しますと、おおよそ4000円ほどになります。(中: 消費税、チップを含む)
日本から来られたこのグループのリーダーが選んだのは、赤ワインのメルロでした。さすがにワインのプロだけあって、お料理に併せたワインの選択はお見事と 言うしかありません。素晴しいワインとお料理のコンビネーションを皆さんに楽しんで頂く事が出来ました。





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2016年6月16日。東京からケロウナにワイナリー視察に訪れたワイン専門家11名の皆様の模様をお伝え致します。バスをチャーターし朝9時にホテルを 出発しました。ワイナリーの営業時間は午前10時から午後6時までですから、限られた8時間の中で効率よくワイナリーを巡らなければなりません。無目的に ワイナリーを訪れても意味がありませんし、今回はワインに精通されたセミプロの方々でしたので、私が厳選したワイナリーを8カ所選定し、ランチもディナー もワイナリー併設のレストランで楽しんで頂きました。

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■ Gray Monk Estate Winery
1件目のワイナリーに到着後、最初に試飲をしたワインが、写真右の白ワイン(ピノグリ)です。11名の皆さんにとっては初めて訪れたケロウナですから、最 初にテイスティングする1杯目の印象で、ケロウナのイメージが決まってしまうと言っても過言ではありません。それだに緊張の一瞬でした、、、
「ん、これは美味しい!」皆さんから漏れた言葉を聞いて、正直ほっとしました。
私はオカナガン産ワインの仕事を初めてから今年で17年目になりますので、この地のワインの傾向や特徴は深く理解しているつもりですし、強い自負もありま す。しかし、ワインに精通されている方々から、こうした率直なご意見を聞かせて頂きますと、更に自信を深める事ができます。
このワイナリーでは、白ワインを中心に6種類のワインをテイスティングしましたが、最も評価が高かったワインは写真左の白ワイン(シガレベ)です。香水の ような強い香が特徴のブドウですが、この品種だけの100%の白ワインは非常に珍しく、希少価値が高いだけに、ほとんどの皆様がこのワインを購入されてい ました。



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■ Arrow Leaf Vineyards
2件目に訪れたワイナリーは、とても小ぶりなワイナリーです。オカナガン地方には、このような小さなワイナリーが集積しています。ワイナリーというのは規 模が大きいワイナリーが必ずしも美味しいワインを造っているというわけではありません。大切なポイントは土壌と気候、造られているブドウ品種、そして何よ りもワイナリーのオーナーの強い哲学と高い感性です。たとえ生産本数が少なくても、売上規模が小さくても、重要な事は人々を感動させることができるワイン を造っているのか?ということです。
今回、初めてワイン産地のケロウナを訪れた皆様は、感動するほどの美味しさに満ちたワインに出会うことでした。ちなみにこのワイナリーの一番人気の白ワイ ン(バッカス)は、予想通りとての高い評価でしたので、間違いなく皆様に感動を与えることができました。



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■ Arrow Leaf Vineyards
手入れの行き届いた素晴しいブドウ畑の景観に、11名全員がため息を漏らしていました。美味しいワインを造れるかどうか?を見極めるには、ブドウ畑の状態 を観察すると一目瞭然です。この皆さんは、そのポイントを見逃していませんでした。背後に広がる広大なオカナガン湖から汲み上げられた水を散水するだけ で、農薬や殺虫剤を一切散布しないオカナガン地方の特性が、天然ワインを産み出す条件に合致しているポイントを様々な角度から体感して頂く事ができまし た。



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■ Quail's Gate Estate Winery
2件目のワイナリーを終えた後、バスで約50分ほどかけて、オカナガン湖の西側に到着し、このワイナリーを訪問しました。まずは併設されているレストラン でワインランチを楽しんで頂きました。その後、同じ敷地内のテイスティングルームに移動し、じっくりと時間をかけながらのワインテイスティングでした。白 ワインはすっきりとしながらも辛口仕上げのタイプが多いワイナリーですから、特にアルコールが好きな方には全体的に好まれる味わいに仕上がっています。こ の時点で、すでにオカナガン産ワインのレベルの高さを実感されていた様子でした。



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■ Little Straw Vineyards
5件目のワイナリーは、極めて小さなファミリー経営のワイナリーでした。実はこのワイナリーは地元ではとても有名ですが、ワインルートマップや現地の観光 ガイドにも掲載されていないことがあり、その存在は広く知られていません。ワイナリーのオーナー家族も、無目的に宣伝することを好んでおらず、地元に愛さ れるワイン造りに重点を置いています。
ここの看板商品は、白ワインのオキセロワという古い品種ですが、はやりこの白ワインに対する皆さんの評価は凄まじく、予想以上の好評価を頂きました。ほと んどの方がここでも大量に購入されていきました。
とても小さなワイナリーですが、白ワインも赤ワインもどれも素晴しく完成度が高い事実を体感したリーダーの方は、この時点で完全にオカナガン地方のワイン の実力に舌を巻いておられました。



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■ St.Hubertus & Oak Bay Estate Winery
6件目に訪れたワイナリーがここです。このワイナリーは私のメインの取引先で2000年春から日本に輸出をしています。11名の皆さんは、すでに日本でこ このワインをお飲み頂いていますので、いわゆる「ヘビーユーザー」です。このことを事前にワイナリーのオーナーに伝えていましたので、この日の訪問に際し ては、オーナー自らが出迎えてくれ、11名の皆さんを歓迎してくれました。
通常、ワイナリーには関係者以外の立ち入りを禁じているエリアがあります。ブドウ畑の中もそのひとつです。普通は立ち入ることができないブドウ畑の深部に ワイナリーのオーナーのアンディ氏が自ら案内してくれました。
ワインに精通されている皆さんですから、このようにブドウ畑の奥深くまで立ち入りを認められるということの重要さを熟知されているだけに、とても感激をさ れていました。



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■ St.Hubertus & Oak Bay Estate Winery
1年を通して行なわれるブドウ畑の管理方法やスケジュール、その特徴などをオーナーから詳しく説明を受けているところです。実はこのワイナリーに到着後、 テイスティングカウンターでワインのテイスティングをして頂きました。そしてワインの入ったグラスを持ったまま、オーナーと一緒にブドウ畑へ向いまして、 グラスを片手に説明を受け、ワインを飲みながらの勉強会となったわけです。
考えてみますと、ブドウ畑の中に入ること自体が普通ではできない体験ですが、さらにはワインを飲みながら、オーナー自らの説明を受けるということは、まず 考えられないシチュエーションです。
この意味をよく理解されている皆様は、口々に「今回、ケロウナに来て本当に良かった!」とおっしゃっていました。



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■ St.Hubertus & Oak Bay Estate Winery
ワイナリーのオーナーが自ら皆様に注いでくれているこのワインは、プレミアムの限定白ワイン(リースリング)です。ブドウ畑はなだらかな斜面に広がってい ますから高低差があります。畑の高い所と低い所とでは、気温差が生じますから同じブドウ品種でも生育具合に差が生じます。このワイナリーの場合、リースリ ング種は最も高い場所で造られたブドウが最高級品となり、そのブドウだけをを用いて造ったワインがプレミアムの限定品となります。生産量が少ないため、テ イスティングさせてくれません。しかし、この日はオーナーが惜しみなく1本を開けてくれ、皆さんに振る舞ってくれました。
プレミアム限定品のワインを、しかもオーナー自ら注いで頂くということ自体も、普通は考えられない特別な体験です。



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■ St.Hubertus & Oak Bay Estate Winery
さて、こちらが今回のサプライズでした。この写真はワイナリーの醸造所内です。言うまでもなく醸造所内は関係者以外の立ち入りが最も厳しくされている場所 です。この醸造所の中に招き入れてもらい、醸造設備を見せてもらえるだけでもラッキーなのですが、今回はそれだけに留まりませんでした。
この写真をご覧ください。この白いタンクの中に入っているのは白ワイン・ゲベルツトラミネールの2015年産です。発酵から醸造が終わり、この後、フィル タリングをしてから、最終のボトリングになりますら、まだこの時点では未完成の状態です。
その未完成の状態のワインを直接タンクから取り出してのテイスティングをさせてもらったわけです。フィルタリング前ですから、やや黄色みがかっているのが お分かり頂けると思います。
「こんな経験はさせてもらえいないよ〜〜」と、皆さん大変に喜ばれておりました。



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■ St.Hubertus & Oak Bay Estate Winery
同じく醸造所の中です。次は赤ワイン(ピノノアール)です。すでにオーク樽で1回目の樽熟成を終えた状態の生の味わいを経験してもらいました。ほとんど完 成していますが、ここからもう一度、オーク樽に入れるかどうか?それを吟味している途中の赤ワインです。
タンクの中に大きなスポイドを入れてワインを取り出します。そして慎重に全員のグラスに注いでいるオーナーの心意気には皆さん感激していました。
リーダーの方はこれまでにフランスをはじめ、世界各地のワイナリーを訪問されている豊富な経験をお持ちですが、このように醸造所内でオーナー自らボトリン グ前のワインを樽出ししてもらってのテイスティングは初めてのことだと感激していました。



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■ St.Hubertus & Oak Bay Estate Winery
この日だけで8カ所のワイナリーを巡る過密なスケジュールでしたが、結局このワイナリーには1時間以上に渡り留まっておりました。最後はオーナーのアン ディ氏を囲みながら11名の皆さんと一緒の記念撮影で終了しました。











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